「五箇山和紙ができるまで」というテーマで、昨年の春から毎月取材いただいている朝日新聞の特集も1年が経ち、今回はいよいよ「紙すき」です。

 

2月は「楮煮&あく抜き&ちりとり作業」、3月は「楮叩き」で今回やっと待ちに待った「紙すき」です。前回叩き終わった楮の繊維をナギナタビーターで溶かし準備に取りかかります。記者の野田さんは、職人の指導やアドバイスを受けながら半日もくもくと紙を漉き、数枚だけその日のうちに乾燥しました。畑作業からの長い工程を経てやっと出来上がった和紙を手に、様々な感情が込み上げていました。記事ではこの道38年の和紙の里の職人も取り上げていただいています。

 

出来上がった和紙はそのままでも十分ですが、次回、染めたり、揉んだり、組み立てたり、五箇山和紙の強靭さを活かしたプロダクトが出来上がります!

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