11月に入り、五箇山和紙の原料「楮(こうぞ)」の収穫が始まりました。
五箇山では昔から、楮の木が落葉し雪が降る前のこの時期に刈り取り作業を行います。今年も春からこまめに通い、立派な楮が育ちました。
撮影:11月7日(平高校生との作業体験)
刈り取り初日の11月7日は地元の平高校生と、その数日後には地元の平中学生や、シルバーの方たち、福光美術館企画のアートで遊ぼう「なんと和紙ものがたり」の皆さんと作業や体験を行いました。
体験の場合は大きな剪定バサミを2人がかりで使用してもらいますが、より早く作業のできる鎌を使いこなせるようになる人も出てきました。
撮影:11月13日(アートで遊ぼう「なんと和紙ものがたり」)
来週から楮を束ねて長さを切り揃え、12月頃から次の工程「蒸し・皮剥ぎ作業」へと進んでいきます。