今週から、楮(こうぞ)の蒸し作業と皮はぎ作業が始まりました。

 

畑から運んできた楮の原木を蒸し槽に天寧に詰めていき、約3時間蒸します。

蒸気によって幹部分と皮部分が剥離し、一本一本手で皮をはぐことができます。和紙はこの皮の部分を使います。昨日は、春から作業をお手伝いしていただいている朝日新聞記者の方にも取材兼作業を体験していただきました。年明けからは、さらに表面の茶色い皮を削ぐ「たくり作業」へ進んでいきます。

 

*現在「体験館」にて皮はぎを行なっているため、はがき漉き体験は売店横の「紙すき工房」内で行なっています。

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